本当だった安全神話


いざとなったら、米兵が来て、海水ぶち込んでくれるのである。

安全神話は本当であった。

しかし、驚くべき事に、この神兵たる命知らずの米兵を、追い返した狂人がいた。

東電社長である。

四十歳の第一原発再生に投じた何千億円を無駄にしたくなかったからという理由である。

「海水なんかぶち込んだら、廃炉

そしたら、何千億円無駄になる。

どうしてくれる。」

この、狂人の意思で、第一はメルトダウンした。

事故当時は第二原発の方が危なかった。

ビビリのカンが、第一に視察にいったのも、第一は廃炉にするなってことで、操作された報告に基づいて、

「第一は海水投入するまでも無くメルトダウンしない」

っていう、数千億を無駄にするなって、社長指令を応援するための報告に基づいて、乗り込んだ。

「海水投入しなければ、メルトダウンすると100%言い切れるのか?」

とか、狂った事をいったのだろう。

神兵は引き上げ、神話は崩れた。

この社長が糾弾されないってことが、原発事故人体実験まで、天様の意図だったって、傍証なのだが。

とにかく、福島第二原発に見られるように、原発は五百年に一度の大津波にも耐えたのである。

神話は本当だったのである。

原発事故は、事故対策中止を命じた狂人の仕業なのである。

しかし、この点が完璧に隠蔽されているという、保護国日本の情報操作の完璧には、恐怖を禁じえない。