安倍ちゃんの主張
国力がないと、チベット、ウイグル、満州、南モンゴルの様に、チャイナに併合されちゃうって訳でもないだろうが、国力をつけることを第一。
企業を国内法で保護しても、グローバル化で、外国企業に乗っ取られてしまう。
なので、日本企業を、グローバル企業として、少なくとも外国のグローバル企業に、駆逐されない程度に、強くする。
それが、日本の独立を守ることになる。
昔、地元の小売店を守る為、大規模店の地方出店を反対する動きがあったが、今、そんなのないでしょ。
地方にいても都会と同じものが買える生活を楽しんでいるでしょってこと。
それの、世界規模版。
世界の大企業に伍してゆける大企業を育成。
その為には、法人税を下げなきゃいけない。
高い法人税だと、強い日本企業も、税金の安い外国に逃げてしまうから。
また、外国企業並みに、安い労働力を使えるようにしなきゃいけない。(外国人労働力の解禁)
一言で言うと、
「日本国籍のグローバル企業を育てる」
アメリカに比べれば、日本はちっとも格差社会じゃないので、アメリカ並みに格差社会が進行するのはかまわない。
天(アメ)様の保護国が力をつけるには、天様の制度を受け入れた上での発展しかないというのだろう。
ま、アベノミクスというより、アメノミクス。
給料を上げろという民主党には、「そのお金はどこから持ってくるんですか?」と問う。
「企業が儲かるのが先でしょ」と言う。
「法で高い賃金を強制したら、会社は海外に逃げちゃいますよ」と言う。
しかし、そうだろうか?
昔の農業大規模化の理論に似ている。
世界が金持ちになると、日本のキャベツが、5倍高くても買うんだよ。
ロシアでさえ、中韓の10倍高い青森のりんごを買う時代だよ。
高い賃金を払える企業は、収益率の高い企業じゃないの。
賃金が高ければ、収益率の高い企業が育つんじゃないの?
「国力増強」という目標はいいが、その手法は10年前のもの。
というか、破綻してしまった手法じゃないの?