復興見直し


声高に復興を唱えると、票になるからだけ。

諦める場所を決めるなんていうと、主権者様、マスコミから袋叩きにあってしまうから、身を守るためでもあった。

ダメな所は、諦める。規模を縮小して復興。なんて、正しいことは、主権者様は決して理解しない。

また、被災が無くても、限界集落化の進行があった。

これが、震災になって加速され、それは、戻ることは無い。

限界集落で人が住まなくなる現象は、全国で起こっていて、食い止められていないのである。被災地だからと言って、例外的に食い止め作業が成功する事はないのである。

神戸という大都会とは違って、考慮すべき事項は、格段に多いのである。

例えば、土地は只ですといえば、神戸には希望者は殺到するが、東北は、田舎嫌いな人にとっては、只でもイヤなのである。

山で遭難した人の家族に、初日は「ぜったいに救助します」と言い、一週間後には「捜査を打ち切ります」って言うのは、マニュアル化してもいいほど、正しいことなのである。

ま、しかし、多くの主権者様は、正しいことの理解を拒絶するし、マスコミは、正しいことの理解を拒絶する人が、視聴者様購読者様という神様なので、囃し立てる。