良い作戦(民間機撃墜)
撃墜された民間航空機を敵勢力圏内に落とすのは、理にかなった作戦である。
何故だか知らないが、世論というのは、撃墜の原因究明と、遺体収容で盛り上がる。
その為には、墜落地で、安全な活動が出来なければ成らない。
即ち、撃墜地まで、自国領土を拡大できる。
ま、それは無理でも、敵地のままでも、停戦協定が結ばれる。
停戦協定が結ばれれば、戦争で負けて殺される危険はとても小さくなる。
EU側の政権中枢部としては、自分の命がかかっている問題である。
そもそも、兵が死ぬ事を忌避していては、戦争はできない。
一方的に攻め込まれ、政権の上層部である自分達は殺される。
多少の兵が死ぬ事は当然の事として、戦闘命令を出し続けているのである。
航空機だって、毎週落とすってことではない。
たった一回きりなのである。
それで、これだけの戦果が得られるのである。
良い作戦といえる。