護憲を言うのはテロリストか?

共産党が、幕張メッセのニコニコの超会議で、安倍さんの改憲の動きを批判して、憲法を説明していた。

そして、「憲法を守らなきゃいけないのは誰?」

って、質問していた。

「法律を守らなきゃいけないのは、国民ですが、憲法を守るのは国なんですよ。」

憲法99条には「国」について範囲が明記されている。

天皇、摂政、大臣、国会議員、裁判官、公務員である。

象徴の天皇を含め、行政、立法、司法のすべてである。

日本国、すべてであります。

守るのは日本国、じゃあ、だれが、守らせる?

もちろん、本国様であります。

「日本国中全て、本国様の作った憲法を守りなさい」って書いてあるのが、憲法99条。

それを、なぜ、共産党が言うか?

今までは、「日本で活動しても、本国様には逆らいませんよ、だから、弾圧しないでね」という本国様への踏み絵だと思っていたが、

違う。

「本国様に取って換わろう」としているのだと。

共産党の指令を日本国に強制するのに、この99条は大変都合がよい。

日本を転覆させた理由を、99条違反にすればいいのだから。

「日本国は憲法99条に背いて国民を弾圧した、だから、滅ぼした、憲法を守る共産党は正当なのである」

こういうための護憲であることが、理解できた。

日本が独立している時に出来た、大日本帝国憲法には、もちろん99条に相当する条文は無い。

保護国を統治される本国様なんて、いないんだから、当然であります。