「安全なんてどうでもいい」宣言


原発の安全をチェックする機構は、法律を審議中。

推進の省内にある保安局だか保安庁だかは、機能しないと廃止を決めたが、

事故中の解体はいけないと言うので、1年は不完全のまま動かしたが、

臨時稼動の期限は年度末の3月に切れた。

切れたというのに、新機構は、審議さえ始めていない。

ネットで言われたので、漸く審議を開始し、国会にまで進んだが、

法律はできていない。

この状態で動かすと言う。

動かしていいかどうかは、この新機関の判断すべき事項である。(機構自体のもつ問題は置いておく)

判断材料はすでに電力会社から政府に提出され、1年近く止まっている。

審査するのは新機構だからである。

新機構はできていないんだから、審査もなにもない。

でも、稼動させると言う。

バス事故で、管理体制がなっていないと、バス会社を営業停止にするのと、矛盾している。

食中毒が出でも、1年以上たったからと、検査しないで営業再開を許可するようなものである。

食堂ならいかなければ安全であるが、原発はそうはいかない。

日本全体を危険の中にぶち込む。

ま、増税して、さらに電気料金を値上げして、日本経済を失速させようとしている政府だから、

そういう意味では、「日本を駄目にする」という軸はぶれていないが。