参謀が最弱なのは戦時中と同じ


馬鹿な参謀が勝てる戦争を負けにしたことは別宮暖朗さんが、ちゃんと説明している。

その説明が無くても、最弱の軍隊の参謀は、日本の参謀と言うのは世界の常識。

日清日露と勝った戦争が、負けになったのは、参謀が公務員(士官学校卒業生)に代わってから。

公務員の優れている点は、「責任転嫁」であるので、参謀は、敗戦を常勝の陸軍のせいにしているが。

公務員は試験で選ばれるが、見る能力は「答えのある問題を回答する能力」

いいかえれば、お世辞能力(問題を作った人のイエスマンが百点を取る)。

「もっと別の見方があるんじゃないか」とか、「別のファクターの方の重要度が増してきた」

なんていうのは、まるで見ていない。

日々変化する世界情勢に対応できない人材ばかり、偉い役人になっている。

「インフレ対策こそが使命」と思う続ける総裁、

「2年前のEUで言われた財政健全化こそが最重要」を推進し続ける財務省

デフレになっても意思は変えない総裁、EUが経済の活性化に舵を切っても増税に突き進む財務省

これらは、当然の結果である。

しかし、それでも、政治主導であれば、役人にそんな能力は求められない。

大阪がいい見本である。

ちゃんとした政治をする政治家が選ばれればいい。

しかし、「国家予算を地元にくすねてくる」ような政治屋に投票する馬鹿が主権者の多数派なので、

日本のための政治をすると落選してしまうから、今のような官僚主導政治が行われる。

主権者様のお望みが、「国家の大計」ではなく、「国家予算を地元にくすねてくること」

なので、民主主義では仕方の無いことか。

そんな日本の公聴会制度が昨日のDIGで取り上げられていた。

「官僚の愚かな思い込み」を、「国民の意思」に昇華させるのが、公聴会システム。

官僚様のイエスマンとして出世した教授達が集まられる。(公聴会イエスマン以外を集めようとした大臣は「市の街発言」を官僚にリークされ官僚の手下のマスゴミにスキャンダルに仕立て上げられ、首)

官僚登用試験に全く出題されないのが将来設計(例えば原子力エネルギー政策)という分野。

それ以外のところは優秀なので、官僚様は手に負えない。