オウムの平田君、時効成立と勘違い?
http://www.sanspo.com/shakai/news/120101/sha1201010400002-n1.htm
平田君は単純に15年足して、時効成立って思ったらしいが、二重に勘違い。
複数で犯罪を行った場合は、そのうちの1人が捕まって、起訴された時点で、他の捕まっていない共犯者も時効は止まる。
仲間が逮捕され裁判が始まった時点で、時効はストップしていたのだ。
さらに、時効延長、時効廃止っていうのもある。
一昨年、4月27日に国会で決まって、即日施行。
つまり、平成20年4月27日時点で、時効が完成していない殺人事件は、永遠に時効にかからないってこと。
刑が遡及的に重くなる?のは、罪刑法定主義に反するという批判も有るが、時効撤廃は、刑を重くすることには当たらないというのが、実務というか、司法の見解。
なので、彼の殺人罪に関して、時効は永遠に成立しない。
勘違いしたのか、それとも、隠遁生活で、情報を知らなかったのか?
ニュースを聞いても理解できなかったのか?
イヤイヤそんなことはない。
自分の命が掛かっていることである。
人を殺しちゃったやつは、時間が有れば、何よりも先に自分の刑について調べる。
彼には死ぬほど時間はあった。
やっぱりうそで、教祖とか仲間とかの死刑執行を遅らせるため☆1へ
(共犯が居る場合、共犯全員について刑が確定するまで
(最高裁まで行って、さらに再審請求が棄却されるまでの十年くらい)
は、死刑は執行しない慣習がある
(最後の1人に無罪判決がでちゃ、先に殺したことについて、責任を問われちゃうのがお役人様はイヤだから))
☆1に出てきたのである。