なでしこ優勝おめでとう
なんといっても、前半の猛攻を、ゴールポストも含めて、凌ぎきったことが、第一の勝因。
私は、起きたのがハーフタイムで、前半はハイライトでしか見なかったのであるが、見ていたら、胃が痛くなっただろう程の、猛攻を、それを凌ぎきった集中力。
ゴールポストに当たるラッキーもあった。
後半も失点後、すぐに入れ返す。
そして延長。
自分に合わせて動いていくディフェンスの裏をかいて、じっとしていてフリーになったワンバックに、ストレートの速いパス。
それを、ヘディングで2点目。
延長の前半終了間際。
後半は逃げ切りを狙うアメリカ。
ゴール前で、クロスプレーがあれば、当然ゴールキーパーは、痛がる振りをして時間を使う。
が、これが、裏目。
この、打ち合わせに十分すぎるほどの長い時間で、コーナーキックのキッカー(名前でてこない)と、沢が、十分に打ち合わせをすることができた。
で、コーナーキックに、ゴール前に居た沢が、全力で前にダッシュ。
ゴール前をかなりすぎたところで、低いボールを足で会わせる。
ディファンスも、まさかそんなところまでダッシュするとは思わないので、ほんのちょっとだけ遅れたために、そんなに足の速くない沢が、ボールを足に当てることができて、同点ゴール。
「しまった」
というのが、アメリカに広まって、そのままペナルティキック戦に流れて、五分五分じゃあ困るアメリカと、勝率がフィフティーフィフティーなら大喜びの日本の差が出て日本の優勝。
オリンピックは、実力的に、優勝は、無理だと思うが、そんな実力で、よく優勝したと思う。