韓国へも伸びた「ゆとり教育」の魔手


韓国のサムソンは、日本中の電機メーカーを足しても、勝てないほどに成長した。

その韓国に、「詰め込み教育が問題である」と国内のなんとか委員会が授業内容の20%削減を、大統領に提言したという。

20年前の日本と、同じではないか。

その結果、Japan as No.1といわれた日本では「ゆとり教育」という策謀が発動し、アメリカに迫る勢いの日本経済が急速に失速(他にも、終身雇用の廃止、企業利益の従業員への配分(=賃上げ)を違法とする法改正(賃上げせずに株主に配当せよと改正)等いろいろやった成果であるが)し、今は、2位の座も中国に抜かれてしまった。

もうアメリカの脅威ではなくなった日本には、ようやく「ゆとり教育」を疑問視する思想の自由が訪れた。

アメリカを脅かしそうな国には、詰め込み教育や、受験競争の激化を問題にして、国力を削ぐ。

No.1の地位を守る裏には、こういった地道な活動がある。