国会軽視はお前たち自民党だ

法務大臣の発言が国会軽視だと自民党は騒いでいるが、APEC直前に、これから胡錦濤に会うという菅総理に対して「尖閣は日本の領土です」と言いますか?答えてください。と、自民党議員は、党略に沿って、同じ質問だけを20分繰り返した。

約束して、言わなかったら退陣を、約束しなくても、弱腰を問題にしようと、自民党の党略に沿って、20分間同じ質問を続けた自民党議員のほうが、国会を内閣の失言を引き出す場にしており、よっぽど国会軽視である。

そもそも、国会は議論の場で、質問と答弁の場ではない。

質問と答弁というのは、役人が作った法案を、数の力でごり押しして、一括採決していた自民党時代のもの。

法案は一言一句変えないのが、お役人に褒められるので、議論する気なんかない。

「文句は聞いてあげるよ」という、与党が野党の請願(注)をじっくり聞いてあげるという意味で、質問と答弁なのである。

請願:意見で、請願しても罰せられないというだけで、請願の内容は、完全無視しても全く問題ない。「愚痴を聞いてあげますよ」というのが、請願