現役出向は、天下りの抜け道じゃないだろう


現役出向は、天下りの抜け道といって、国会で質問していたのは、みんなの党のこの人

http://www.eda-k.net/column/week/2010/08/20100802z.html

退職してから行っていたのを、退職前に行くだけである。
退職金も同じにもらっていると批判する。

が、そうだろうか。

天下りのよくない点は、退職後も、膨大な給料と第二第三の退職金を税金で払うことである。

つまり、「60歳までの給料と退職金」の他に、

「定年退職後5年分の高額な給料と第二第三の退職金を、実質税金でまかなうこと」

が問題なのである。

「60歳までの給料と退職金」は労働者の権利であるので、それをもらうことは、まったく問題ないのである。しかし、それを、もらっているから実質天下りだという。

ちゃんとした、考察ができていない。

問題なのは、定年以降の給料と第二第三の退職金なのである。


天下りには、賞味期限がある。仮に役所を出てから5年とする。

とすれば、55歳で現役出向した役人は、60歳で賞味期限切れになる。つまり、60歳以降は利用価値がなくなる。

言い換えれば、この役人の「定年退職(60歳)以降の賃金と大に第三の退職金を税金で賄う」必要がなくなるのである。

これは、天下りの根絶であります。

ちゃんと考察しましょうね。

ちゃんと考察できない哀れな人を、権力闘争のために、先導するのはやめましょうね。