大阪地検の冤罪を断ずる無罪判決の扱いを小さくするために、史上初の銀行破綻をぶるけた


地検というのは、こういうところである。

権力とはこういうものである。

新聞の一面に無罪判決が載らないように、である。

東大で以外で、初の次官候補に、というか、初の女性次官候補に、権力者様の、どんな不都合があったのかは、知らない。

でも、不都合があれば、「ヤル」のである。

やられている◎◎候補、もうひとりいますよね。

彼が、総理になると、権力者様はとっても不都合らしい。

徹底的に調べ上げて、汚職、贈収賄、選挙違反、脱税等は、なんにも出てこなかった。かろうじて、帳簿に、3ヶ月遅れで記載されている土地購入が一件見つかっただけ。

たくさんある帳簿記載事項の、たったひとつで、記載漏れじゃないよ、書いてあるけど、日付が3ヶ月遅れていたっていうだけだよ。

それでも、「虚偽記載」といえば、「虚偽記載」っていうんで、秘書を捕まえたんだよ。「不正」といえば「不正」だからって。

帳簿記載の日付が3ヶ月遅れていたって政客に表現するというと、迫力が無いから、「政治と金の問題」って、あたかも、とっても悪いことをしているような印象を与える表現を使っているんだよ。

政治の無駄こそが、腐った権力者にとっては、存在意義だからね。それを、無駄全体の5%くらいで手を打ってくれる現首相は、彼らにとって、とってもいい人。根こそぎなくしてしまう◎◎候補は、許されざる大悪人だからね。

彼に悪いイメージをつけるだけでいい。悪いことなんかしてなくていいんだ。悪いイメージさえ与えれば、「彼が党首では来年の統一選挙に勝てない」って、地方議員や党員は判断するからね。

その後にあれはでっち上げでしたってなっても、関係ないから。(正確にはでっち上げじゃ無いけど、「3ヶ月遅れて記帳された土地取引」というのは確かに存在するからね)

こういう正確な論証は大衆は大嫌い。小沢=悪人って1秒でわかることが大好きだからね