核廃絶運動は利用できると判断(アメリカ)


核拡散防止条約なんていうのは、そもそも、でたらめな条約である。

米ロに中英仏を加えた5カ国は、核兵器を持って、国際的に影響力を強化していいが、他の国はダメって条約である。

自分達は、マシンガンとミサイル使うが、君達は刀と大砲だけだよって言うようなものである。

でたらめであるので、イランなんかは当然不服なのであるが、力の論理でなんとかなっている。というか、ゴリ押ししている。

ま、条約の内容からしてゴリ押ししかないのであるが。そう、誰もが思うのが当たり前であるが、しかしである。

日本の核廃絶運動。核爆弾の犠牲は悲惨だっていうので、核廃絶運動そのものを理由付けている。

日本人が捕鯨反対運動は「はぁ?」なのであるが、西洋人は納得する人が多く寄付もたくさん集まる。

核廃絶運動も、情緒に訴えているので、かなり同調する人が増えようとしている。

これは、利用できるって思ったんだろう。

今までは、核兵器開発しない見返りに、原子力発電開発に協力するという、自己矛盾な飴を、提示していたが、核廃絶運動に乗れば、その飴は不要になるのである。

保有5カ国にとって、とっても、都合のよい運動なのである。

日本は、国政政治をリードするひとつのチャンスであるので、しっかり目的を見据えて、対応していくべきである。