考察:大衆政治(6)

昨日の国会中継を聞いていたが、自民党議員の質問は、カスだった。やっぱり、支配者様B様の、「犬」であったことが、よくわかる。

比べて、民主党みんなの党の質問のなんと有効なことか。

しかし、有効な質問は、大衆の理解するところではない。

従って、マスコミは、編集権で有効な部分はカットして、大衆が理解可能なカスばかりを報道する。

小沢さんが、帳簿を書き漏らした件、こういうと、些細なことに聞こえるので、というか、本当のことは大衆は理解したくないので、「政治と金の問題」って大風呂敷をひろげると、大衆は喜ぶので、なんといっても、小沢さんは悪人顔であるので、きっと悪いことをしているんだろうというのは、大衆がもっとも理解しやすいことである。

前首相が、お母さんからお小遣いをもらった件、こういうと些細なことに聞こえるので、というか、本当は些細なことって理解するのは、大衆は大嫌いなので、「脱税者を起訴しない問題」って、大風呂敷を広げると、大衆は喜びそうなので、そうやって質問する。

カスであるし、犬である。

衆議院関連の予算が7000億なので、参議院もそれに近いだろう。1兆以上の金をかけて、やるべきことではない。

国全体のことを議論すべき場なのに、なんで、こんな、カスなことばかり、質問するのかというと、大衆が、それしか理解しないからである。

自民党は自分たちの支持者には、いくら金をくすねてくるか、だけなので、国会の議論は、支持者には関係ない。
金のくすね方も、自らは考えられないので、その道のプロの支配者様B様の犬になることによって、おこぼれをもらう。

支配者様兼ご主人様なので、特別会計は200兆、その犬なので、予算は半分以下の90兆。この比率は、ちょっとやそっとで変えられない。

内閣が、自民党から民主党に交代したくらいでは、びくともしない。

話を戻すと、犬議員が、カス質問をして、マスゴミがそれを報道するのも、大衆様のご意向にそっての行動なのである。

犬議員とか、マスゴミは、この意識さえもできなくて、大衆様と身も心も一体化してしまっているものも、実に多い。

その方が、大衆様の受けがいいので、出世しやすいのである。