こそ泥政治


候補者が「皆様のために全力を尽くしてまいりました。これからも皆様のために全力を尽くします」っていうと、それは、こういうことである。

「この選挙区の皆様のために、国のお金をたくさんくすねてまいりました。これからも、くすねてきますから、よろしく」

いわゆる、「景気対策」ってやつである。

選挙民は望むし、固定票になる。

しかし、泥棒ばかりで国がよくなるはずもない。

坂本竜馬が、土佐の殿様のことじゃなく、日本全体のことを考えて、海軍作ったように、国会議員がすべきことは、地元の主権者様のために泥棒働きをすることじゃなく、泥棒するもとのお金を稼げる様にすることである。

こそ泥政治のため、企業戦士たちが命がけで稼いだお金は、全部掘っては埋め、埋めては掘りの土木工事に消えた。
減反したり、宅地に変える田んぼのために、用水路を全てコンクリートで固めるために、完成してすぐに、不要になって埋め立てる用水路に使われた。

金が無ければ、「将来の納税者から金を盗って来い」って、大きな借金を抱える。