リーマンショックのしくみ


昔、異業種交流会とかやったとき、数学選考して銀行に勤めていて「商品を開発しているんだ」って言っていたやつがいた。
証券会社にはそういう部署があるらしい。
取引の儲けは、率なので、5%が儲けなら、儲けを多くするなら、取引額を大きくする。
で、年金を引っ張ってきたらしい。
最初は年金基金が100倍になったようだ。
で、成功の話を聞くと、真似するやつが出てきて、我も我もと市場が膨らみ、で、取引材料が不足して、住宅ローンも商品化。
この、商品化というか、債権の証券化っていうのの、おいしいブレンドを作り出すのが、数学者らしい。
なんでも、マネーロンダリングとかいって、浄水場の様に、ローン支払い者の破綻の危険を。浄化槽の下に沈め、危険のほぼなくなった、上済を売っていたらしい。
その、危険を伴わない保障で、保証金が儲かったらしい。

しかし、それでもお金があふれる。
中には損するところも出てくる。

そこで、登場したヘッジファンド
何やっているかは企業秘密だけど「とにかく高利で資金運用します」実際高利が配当される。
基金に穴をあけた担当者は、損を取り戻すために手を染める。

また、住宅ローン市場は、住宅価格が上昇すると儲かる仕組みなので、儲かるために住宅価格が高騰する。
日本でもあった、土地ころがしである。

債権の信用度に大きく関係する企業評価も、高い評価が価値を生むので、価値を生むために高く評価する。
だって、それだけで儲かるんだから。

ま、しかし、長続きはしない。

実際価格からかけ離れて上昇した住宅価格が、下落に転じると共に、虚構は一緒に崩れ去る