外務省の有害を嗤う


ま、COP15はリアルの世界なので、
外務省の役人の妄想通りに進まないことは当然である。

お日様が西から昇ったら1兆7千億出すっていったって、お日様は西から昇らないんだから、無視されて当たり前。

中国はこれから世界一に上っていくために、先進7カ国が行使した二酸化炭素の大量排出を、自分だけが行わないつもりなんて無い。

アメリカは、大統領が、会議に行ったことがなかったので、大統領が行くことが、今回のサプライズであり、大きな前進。今回はそれで、十分。

中国は、アメリカに気を使って、アメリカが批准を拒否し、アメリカには削減義務の無い京都議定書の遵守をいいだすし。

ま、実質、これでお終いって言うのは、普通の人ならわかるが、普通の人なんていう優秀な人が、一人もいない外務省。
オタク同士が、妄想の心地よさを仲間内で誉めあうクラブでは、現実なんてどうでもいいことである。

「日本は数値目標は発表済みであるから、書き込むのは最後でいい」っていうのも、妄想の理屈。
クリントンさんが普天間で怒らなかったお礼のつもりらしいが、妄想である。
リアルでは、日本もアメリカ、中国に追従して、数値目標を出し渋っているって、受け取られる。

外務省が国益を損なうこと、科挙制度を導入してからというもの、今も昔も変わらない