自民党の嫌がらせ:8億・年の消費者庁庁舎


昨日も言ったように、選挙に負けても16日の特別国会で次期総理大臣が指名されるまでは、麻生が総理大臣。
麻生は当選したらしいが、落選した大臣も、失うのは議員の地位だけ。
で、そんななか、敗者復活した野田さんが、消費者庁立ち上げる。
本当に勝つつもりだった麻生は、「選挙後の明るい話題に」って、日程前倒しして、早く立ち上げたとも言えない事は無いが、これは嫌がらせ。
改革へ、官僚目線の楔を打ち込む狙い。
消費者庁は、消費者の目線という名目で、民主党の改革にマッタを付けることができる。
で、民主党が潰せば、「反消費者」の濡れ衣をかけられる。

景気対策追加予算も、大きな金額を麻生が言って、無理につくらせたそうだが、これは、民主党負の遺産を残しとこうって意図だろう。
民主が借金の塊の補正予算を取り消せば、「せっかくの景気対策を民主が潰した」っていうつもりだろう。

なんとも汚い手口だ。

はじめに戻って消費者庁、年間8億のフロアで仕事するという。消費者は、そんなところに住まない。そんなところに居ては、消費者のことなんかわからない。
ま、もともとわかる気なんてないんだろうが。「消費者の立場」というのは、自分たちの新権益を拡大していく旗印である。錦の御旗である。それだけの意味である。

消費者庁なら、売れ残った、エレベーターの無い公団住宅の空部屋にでも、事務所を構えるのが本当だと思うが、如何。