投票用紙にXを書く書き方


私は何年も前から言っていることなんですが、アクセス者数から考えて、ほとんどの人には広まっていないと思うので。

20%の固定支持者を持つ今の支配者様が、泣いて喜ぶフレーズが「当選させたい候補者がいないので棄権」。
当選させたい候補者がいないというのは、そりゃあ、当然です。本当に当選させるべき人は立候補なんてしません。だから、前半はその通り。
しかし、その後に、棄権を持ってくるのが間違いです。
当選させたい候補者がいなくても、「こいつはイヤだ」って候補者はいると思います。
そしたら、そいつを落選させましょう。
全員イヤな場合は、イヤな程度によって順位をつけましょう。
そして、一番イヤなやつを落としましょう。
いくら、全員イヤでも、全員を落とすことはできませんから。

もちろん、落としたいやつに、素直にxを書いたら無効票。
落としたい候補者を「○○太郎落選すべし」なんてのも、もちろん無効。

では、どうすればいいのでしょう。

選挙は、がんばれば、がんばった人全員当選するなんてことは無いのです。どんなにがんばっても、対立候補者が当選してしまえば、自分は落選する制度なのです。

ということは、落選させたかったら、対立候補を当選させればよいのです。

「一番嫌な候補者を選びます。そして、それ以外の候補者の中から、報道等で一番優勢な候補者を探して、その候補者の名前を書く」
というのが、投票用紙にXを書く書き方です。

それで、対立候補が当選し、ということは、一番嫌な候補者は落選です。

対立候補が優勢であっても、比例区併願の惜敗率なんて、わけのわからない制度で、ゾンビの如くに復活当選がありますから、例え対立候補の方が優勢であっても、復活当選させないために徹底的に叩いておく必要があります。

そして、当選してしまう対立候補が、例え、2番目にイヤなやつでも、一番イヤなやつよりは、ましってことです。

もし、あなたがいいと思う候補者をどうしても当選させたい場合は、あなたは革命でも起こして、日本をあなたを王様とする王国にでもするしかないです。99.999%の確率で、失敗して殺されされちゃうでしょうが。
それが嫌な場合は、2番目に嫌でも、一番嫌なやつよりはましって、我慢しなくては、いけません。

国民は主権者ですが、主権者として権力を行使できるのは、選挙の日の投票行為、ただひとつだけなのです。それ以外の日は、国という牧場の羊にすぎません。

また、主権者の権力行使は、どんなことをやっても、間違いということがありません。それが、主権者たるゆえんです。主権者に委託された、例えば役人の権力行使には、正と不正がありますが、主権者自身の行為には、それがないのです。