裁判員裁判第2例2日目:法律家は利息計算できない

「利息月1割で借りた」のに、「返済額は1000万」は冗談だという。
これは、前回計算したとおり、冗談でもなんでもない。
利息は毎月36万なのに、返済額が最高13万7000円じゃあ、返済額は1000万どころじゃない。借金は毎月20万以上永遠に増え続ける。

ま、法廷だから、出資法の上限金利の年29.2%に自動的に縮減されるとしても、毎月の利息は¥87,600。

最初の半年は返さなかったのだから、その時点で利息は、¥525,600。
働いたのは1年以上なので、生活保護費から10万返していたのを3ヶ月として、その後13ヶ月毎月¥137、000返していたと計算する。
すると、返済額合計は¥2、081,000。
一方利息は、¥2,102、400。

元本の360万は1円も減っていない。
今度¥13700返すと5万減って、355万になる。

で、毎月¥137,000返済を続けると、3年後に完済。
返済総額は約700万になる。

1000万は冗談の金額ではない。

いまはやりの、もったいナイヨ、ナイヨの弁護士に相談しても
「後3年働きなさい」っていわれる。

そしたら、こいつはその弁護士に殴りかかるんじゃないだろうか。
こいつは後1年って思っているから。