マニュフェスト用語解説1:財源


現政権の太鼓持ちの、マスコミは、マニュアルはわかりづらいって、軍国主義の宣伝がかりするので、言葉を解説する。

1.財源の話

民主党は、はっきりしている。
今まで使い放題だった、特別会計200兆円を1割削減して20兆捻出。

これほどはっきりしていることはない。

破産しそうだからって、旦那の小遣い、半減すればそりゃあ文句はでる。最悪離婚になるかもしれない。しかし、1割減といって、「じゃあ離婚だ」とか「そんなの到底無理」なんていう男は、それこそ、「そんな男、捨てちゃえば?」

企業でも、バブル期基準で1割カットは、何の苦も無くできる。役所は不景気無関係なので、バブル期がそのまま残っている。

前回の小泉がした財政削減は「国民に」痛みを伴う財政削減。
「役人に」痛みを伴う税際削減には手がつけられていない。

企業は会計監査人が、帳簿をチェックするが、役所は会計監査院のチェックである。
会計監査人と会計監査院、言葉は似ているが、一方は三大難関の試験合格者が行うもので、役所のほうは、役人が選んだ人のお手盛り
平たく言って、役所はノーチェックということである。
ノーチェックの使い放題を1割減らせというだけなのである。

200兆の1割カットは、役人がほんのちょっとやる気を出すだけで、あっという間に実現する。ま、役人のお偉いさんは、ほんのちょっとでも許せない。大きく抵抗するだろう。

交際費で2号さんにマンション買っちゃた、営業部長さんが、ローンがまだ半分残っているという状況を考えれば、必死になるのはうなづける。

財源が不明確という、自民党は、この2号さんのマンション費用には、手をつけないっていっているのである。そんなことをして、優秀な営業部長さんの機嫌を損ねるのは、国家の損失だといっている。たとえ、要介護の老人を病院から追い出したとしても、である。