よく判る鳩山辞任


大本営の発表は、簡保の宿等、経営責任を取らない社長に腹を立てて・・・、でありまするが、全然違いますよね。
撤退に気づかず、玉砕ですよ。
この前、小泉さん激怒しましたよね。
今の麻生内閣は、反改革派に支えられています。
今度の選挙で負けて、そしたら、民主党に、小泉以上に改革を進められそうなので、麻生内閣は、民主党に勝てればそりゃ一番だけど、勝てない場合は1日でも長く政権を担当すること。
硫黄島で、「勝たなくていい、俺たちが1日長く生きていれば、本土空襲は1日伸び、家族の命も一日延びるんだ」って、とにかく1日でも長く粘ることを目標にしたように。
その間に、着々と防空壕や法律や、その抜け道を作っておいて、民主党の本土大空襲に備える。
麻生さん、最初のころは威勢よくて、優勢改革の見直しで、四分社化まで見直して、つまり、郵政改革を骨抜きにしようとしましたよね。それで、小泉さん、激怒なんですが。
改革の骨抜きというのは、支配者様B様の得意技です。財政改革、行政改革天下り禁止たくさんの法律を骨抜きにしてきた手腕は、驚嘆ものです。
で、郵政改革もってやったんですが、小泉さん、引退したはずなのに激怒しちゃったわけです。西山社長の更迭は、郵政改革骨抜きの一環なんです(あの、障害者向け郵便料金チョロマカシ事件立件は、引責辞任風を送るためでしょう)。麻生も当然推し進めていました。
しかし、小泉さん激怒から、ちょっと反撃が厳しくなって例えば世襲議員禁止も、世襲を宣言して引退した小泉さんをはばかって、踏み込めませんでした。軌道修正したんです。
当初は代わりの社長の話もついていたはずですが、苦労知らずのお坊ちゃんは、郵政の社長なんておいしいポストを断る馬鹿なんているはずがないって、思っていたんでしょう。
でもですね、反改革の旗色が弱まるのが見えている状況で、反改革の旗印の社長に就任して、やっていけるのかって、心配するのが普通です。
それよりも、これから勢力をます改革派に入っていたほうだ出世できると思うのは普通の経済人です。
で、西山社長の代わりの社長の椅子を、誰も引き請けなくなってしまって、「あれ?」となったのが、坊チャン麻生です。
鳩山はあきれてしまったし、麻生政権での反改革の挫折というか、期間満了というか、賞味期限切れを知ったのです。
で、玉砕しちゃったのはアッツ島の鳩山で、キスカ島からは、全員無傷で撤退して、若干縮小した戦線での戦いを続けていきます。降伏なんてまだまだ先の話です。
キスカ島撤退は昭和18年8月1日。
玉音放送は昭和20年8月15日でした。