よく判らない「地球を守れ


灼熱の溶岩に覆われていても、地球は地球。
全て氷に閉ざされていても地球は地球。
地球が無くなるのは、太陽が燃え尽きて爆発しちゃう時。

言っているやつらにとって、地球とは、人間が快適に暮らせる地球のことを当然のように指すらしい。

地球なんていっているが、主役は自分である。
自分が快適に暮らせる地球を守ろうって言っている。

ガイア理論では、人間はむしろ地球の害虫。
駆除するのが、豊かな生命体の保全のためにはよい。

人間はいくつの種を絶滅させてきたことか。

なのに、人間だけはずっと快適に暮らしたいと我侭をいう。

目先の快適のために、将来の破滅については無頓着。
地球を守ろう会議には、ジェット機や車でガソリン使って集まるし、会場はビンビンの冷暖房。

地球の負担のもっとも小さい暮らしというのは、継ぎ当ての衣を得意げに着る禅僧の暮らしがお手本だろうに、決して真似なんかしない。

そもそも、ペットボトルの飲み物なんか飲まなきゃいいのに、空き瓶をリサイクルして喜んでいる。

世界的なままごとクラブ、日本だとリカちゃんクラブ、アメリカだとバービークラブなんだろう。