愚民の訳:棄権


相変わらずマスコミは、政府の意向を受けて、棄権キャンペーンを張っている。うかうかと乗る愚民が多い。
「これと思う人、政党に投票しましょう」
これは、これと思う人が立候補してないのを見越して、棄権を薦めている。
なぜ、棄権を薦めるか。
現政治は、おおむね2割程度に有権者の権益を守っている。
守られている有権者は、槍が降ろうが、洪水になろうが、投票には絶対に行く。黙っていても絶対投票する。

有権者の2割で当選するには、得票率が39.9%になればよい。
そして、選挙区を全部小選挙区にして、死票を最大にすると、全員当選する。

愚かな人ほど、自分を神様だと思う。
これはという人が、いつかは立候補すると思っている。
白馬の王子様がいつか迎えに来るって思っているのと同じ。

立派な人なんて立候補しない。
そういう時は、嫌いなやつを落とせばいい。

1地番嫌いなやつが落ちて、2番目に嫌いなやつが当選する。
それで、政治はちょっとだけよくなるというのに。
それが選挙権だというのに。
一番嫌いなやつが落選するように、それに勝つ可能性のあるやつに、たとえそれが、2番目に嫌いなやつでも、投票して、一番嫌いなやつを落とすのが選挙だというのに。

政府とマスコミのキャンペーンに乗って、どうせ変わらないから、いい人がいないからと棄権する。