よくわからない拉致

そりゃぁ、親子だから会いたいだろう。
でも、向こうでそれなりの仕事しているだろうことは予想つく。
海外でNPO活動していてずっと帰ってこない息子や娘の親とどの程度違うのか?

例えば、娘を無残に殺された英国人夫婦が来日していた。犯人の名前もわかっているのに、なぜが捕まえない。

例えば幼児虐待。このままじゃ殺される可能性は大きいと思っていても、担当している人数か多すぎて確認できないし、救急で親から隔離する収容施設も、定員オーバー。
みすみす、殺されるのを見ているしかない。
危ないからといって全員殺されるわけじゃない。でも、一定の割合は殺されるので、それが1割なら、10人収容すれば1人の命は救える。
こんなのは、予算つて、収容施設を増やせば増やすほど、それに比例して、虐待死を免れる子供の数は増える。
でも、予算は増やさない。

予算さえつければ救える子供を放って置いて、親子の面会に予算つぎ込むのは、良く判らない。

拉致は昔で、今はない。昔、たった数百人を拉致した国が敵国で、昔、数十万人を虐殺した国が同盟国というのも、理屈が合わない。
ま、日本の領土を奪った国という意味では、理屈が合う。領土を返してくれた国と仲良くし、奪ったままの国とは敵対するというのなら、理屈はあう。

拉致問題は、軍事には仮想敵国というのが必要だからということ以外の理由があるとは、とても思えない。