マスコミの構造的悪


マスコミの悪は、商売していることである。

広告主の印象を悪くする事は決して報じないというのもあるが、

それは置いておいて、

視聴率商売なことである。

視聴率を稼ぐには、視聴者を不快にしてはいけない。


なので、何か問題が起きた時に、視聴者様のせいにするなんてもっての他、視聴者様以外のせいにする。

すべて人のせいにする人をイメージしてみましょう。

どうしょうもない、人間ですよね。

マスコミは、その構造によって、視聴者をどうしようもない人間に育ててしまうのです。


お笑いだとか、鬱憤晴らしだとか、ワイドショー的好奇心とか、猟奇的興味とか、わかってみていれば、まだましであるが、

政治問題なんか、社会問題なんか、まじめに考えているんだと錯覚させるので、ますますどうしようもない人間を育成し、そのどうしようもない人間が世論を作ることになってしまう。


あの、太平洋戦争のめちゃくちゃは、大正時代に確立した完璧な民主主義と、発達したマスコミの共同作業らしい。