「増え続ける社会保障費」は嘘


増税の錦の御旗は、「増え続ける社会保障費を賄う」

まず、社会保障費の一時的増加用の税収増には、「消費税じゃなく、インフレ2%+実質1%経済成長で足りる」

これは、何度も言ってきたので省略。

今回は、「増え続ける」が、嘘だってこと。

「一時的な経済状況じゃなく長期的視点に立って」という増税推進派の理屈も嘘だってこと。

増え続けない。

長期的というのであれば、「出生率の低下で、このままでは日本人はセロになる」ていうのは、事実なら、

人口がゼロになったら、社会保障費はゼロ。

<イヤイヤ、ゼロにはならないでしょ>

じゃあ、今の子供が老人になる頃には?

世代別人口は、今の子供は、今の老人の5割以上少ない。

今の子供が、老人になってもらう社会保障費は、5割減。

将来的には、社会保障費は減る。


なんで、こんな当たり前の事を、逆に信じているのか?


もっと、言おう。世代別人口が最も多いのが67歳。

子供の年代別人口が百万人そこそこなのに、180万以上いるのは、62歳から67歳まで。

「増え続ける社会保障費」という嘘が通じるのは、後3年しかないのである。

その後は減る。


3年たつと財務省はまた新たな口実を考えなきゃいけない。

面倒なので今のうちにやりたいのである。

というか、増税派で固めた人事は後2年なので、その間に実現しないと、功績にならないから、急いでいるだけである