台風警報放送の唐変木


「台風で注意報が出ました」と

「台風で特別警報が出ました」と

違いを聞き分ける主権者様はとても少ない。

「電柱が倒れ、窓ガラスがわれる危険があります」

って、サラッといっても、誰も理解しない。


急遽レポーターになった野球中継のアナは、ホテルで、

「木の枝や看板が飛んでくる恐れがある」とか、間抜けな事をいう。

そのレベルじゃないっていうの。

電柱は、木が根こそぎ倒れるレベルの、さらに上。

枝も葉もたくさんある木じゃなく、数本の電線に当たる風の力で、引っ張られて、電柱が倒れる。

新幹線の正面に普通の家の窓付けたら、風圧で割れるのがイメージできるでしょう。

窓ガラスが割れるっていうのは、そのレベル。

「大地震で窓ガラスが割れる危険があるから、窓から離れましょう」というレベル

「風速70mっていいましたよぉ」

「特別警報っていいましたよぉ」って顔が見えるようで頭にくる