NHK日曜党論


だいたいちゃんとした話を聞くには、一人1時間でも短い。

日本唯一の本物のマスコミ、ニコニコ放送見ていれば、一人が1時間なんて、あっという間。

説明して質問に答えるだけでも、4,5時間は最低必要。

昨日、大阪都構想を知事と市長が、ある程度知識があるはずの新聞記者に向けて、説明して、質問を丁寧に聞いていたが、5時間過ぎるのに、5分とかからない。

5時間費やしても、理解なんて到底無理で、「自分の変な思い込みに気づく」のが精一杯。

なのに、何故、1時間で討論かというと、神様であるTV視聴者様の我慢の限界値が1時間だからである。

そもそも、対象は政策なんて理解できない人なんだが。


議論と言うのは、交渉と同じで、話し合いによって、合意を目指すものである。

なので、話題にすべきは、合意の得られそうな話。

しかし、参加者をたくさん呼ぶので、発言時間が制限されて、議論する時間がそもそもない。

なので、短時間でしゃべるのは、合意できる内容ではなく、党の基本主張。

基本主張が違うから、別の党になっているのである。

話がかみあうはずはない。

たくさんの党が、自分の党の主張を叫び、視聴者様を飽きさせないために司会者がまぜっかえす。

「政治に関心を持つな」という洗脳を目的にした番組である。