天様の教え01「命は尊い」
「命は大切って当然ジャン?」って思う人は、立派な天様の子羊です。
私も、つい最近まで「命の大切さを僕に説明して」という子供を、「なにをバカな事をいうか」と思っていましたので、天様の更生教育は大成功しているのです。
「何があっても人を殺せない」のであれば、その国は兵隊なんか作れません。
全部じゃなくっても2割3割程度でも、軍は大混乱です。
天様も、硫黄島、沖縄戦で気づき、ベトナム戦ではっきりと確信しました。
絶対に人を殺せない人間が、国民の3割もいれば、そんな国の軍隊は恐れるに足らずです。
ま、ご自身の軍で、悩まれている事でもあるんですが・・・
命は大切って、ちょっと考えると馬鹿げています。
人間の食料は全て命だからです。
水とか食塩は違いますが、食料は全て命です。
命を食べて生きているのに命は大切。
命を食べなきゃいけないという意味で、命は大切ですが、そこを曲解して、「殺してはいけない」という所が天様の教えなんです。
殺さなきゃ生きていけないので、「戴きます」といって、犠牲になった命に感謝して生きていくのが当たり前なんです。
その感覚をちょっと曲げて、「絶対に殺してはいけない」ってした所が、天様の教え。
「じゃあ、殺していいのか」というのは、バカなので相手にしません。
物だって、壊せば賠償責任が生じます。
命なら、賠償責任は膨大です。
平時は、殺人なんかしたら大変な事になるのは当たり前。
そこを、ちょっといじって、「戦時でも殺しちゃいけない」っていう教えになさるところが、天様の尊い所以です。
ありがたや、ありがたや。