八重の桜45:世界一進んでいた日本なのに


世界でもっとも近代的な立憲君主国家を作ったのは伊藤博文である。

英国は今も立憲君主国家である。

西洋諸国は、帝国憲法を見て、ここまで民主化して大丈夫なのかと驚いた。

その、立派で世界一進んだ日本に戦争で勝ったのが、天様なので、そのご意向で、テレビの伊藤博文は、こずるいかんじで描かれる。

また、ロシアが不凍港を求めて南下し、旅順まで鉄道を敷き、世界一の砦を築き、旅順艦隊を整備し、日本が東欧諸国のように、ロシアの一部になってしまう危機が迫っているのに、脚本家はまるで関心が無い。

時栄騒動で、八重がとても厳しい態度に出た理由は、どうでもいいことなのであるが、とっても上手に、とても丁寧に描かれていた。

ま、今も、TPP、集団的自衛権と国家の危機なのに、大衆様は無関心であるのであるが。