世界全体を考えてくださる貴人様の愛


猫ちゃんを家族の一員以上に可愛がっていて、猫の餌代の方が、亭主の夕食代より高額なご夫人は少なくない。

このご婦人の飼い猫への愛は旦那以上であろう。

だが、このご婦人は猫へある手術を施している。

不妊手術である。

いくら愛情が深くても、子猫が増えてはどうにもならないのである。

飼い猫への愛と、不妊手術は矛盾しないどころか、深い愛の証なのである。

で、世界全体の事を心配してくださる貴人様は、もちろん地球の人口爆発を憂慮。

これは、優生学という学問にもなっている。

貴人様の人口は増えないので、対象は貴人の飼い猫である。

しかし、生物学的には貴人様と貴人様の飼い猫との違いはないし、革命なんてされると負けた貴人様が皆殺しにされ、貴人様と生物学的に同じといえる飼い猫が新しい貴人様になる。

だから、革命を誘発してしまう不妊手術は行えない。

代りに何をされているかというと、遺伝子組み換え食品、農薬、除草剤による汚染食品。

価格が安いので、猫は喜んで食べる。

貴人様はこんなの勿論食べない。

オーガニック食品のみを食べている。

また、農薬漬けの遺伝子組み換え食品は、有る年突然大不作になる可能性を秘めている。

これが一番手っ取り早い避妊手術である。

放射能の何倍あるかわからない農薬、除草剤の害は、研究が禁じられている。

いやいや、害ではない、優生学においては貴人様の飼い猫への深い愛なのであります。

写真の貴人が大学で学んでいたのは、優生学

そういえばブラウン管時代はPCのモニタの前で彼のソフトを使って居るだけで、愛を受けることができたんだっけ。