東電「福島廃炉」と「水漏れ」の相関


東電は経費の3.5%(率は大体)じゃなく、総資産の3.5%が利益になる。

利益を大きくするには、資産を大きくする。

例えば、使用済み核燃料。

捨てるだけなら、価値はゼロかマイナス。

しかし、文殊で再利用できれば、価値はプラス。

とうてい上手くいくはずも無い文殊を続けると、利益が上がる仕組み。

核燃料も当面の分じゃなく、百年分二百年分備蓄すれば、利益は毎年上乗せされる。(毎年一年分買うのと比べて、二百年分備蓄すると、燃料資産からの利益は百倍になる)

狂った仕組みであるが、ここは置いておく。

福島原発は、廃炉が決まっているので資産ではない。

どんな立派な設備を作っても、資産計上されない。

再稼動する前提なら、ちゃんとしたタンクと、豪華な汚染水浄化システムを作っただろう。

豪華に作れば作るほど、利益が上がるのだから。

しかし、それは、再稼動する場合。

廃炉が決定した福島原発では、資産計上できない。

1000億のタンクを買った場合、再稼動なら毎年35億の利益、廃炉なら、1000億の損金処理。

「できるだけ安物にしろ」

という、阿吽の呼吸があったんだろう。