八重の桜27:男らしい竹子

登場人物が死ぬたびに、駆け寄って、抱き上げて、最後の台詞を・・・

こんな臭い事、毎回毎回繰り返さないと、大河ドラマの視聴率は上がらないのだろうか?

黒木メイサも十分知っていたのだろう、あっさりしていてよかった。

それにしても、あの、アクションコーナー。

タイムボカンじゃないんだから、笑いは要らない。

「大部屋の皆さん出番ですよーーー」じゃないだろ。

「アクション担当の皆さんかっこよくねぇーーー」じゃないだろ。

鉄砲持っていたら、鉄砲で殴らないで、鉄砲を撃つだろ。

アクション的には、とっても地味だけど。

読んだ本だと、竹子たちは、出陣が許されないので、偵察隊として出撃したらしい。

実質は、切り込み隊なんだろうが。

幕府軍は、「あれ?女彼岸獅子かぁ?」くらいに思っている所へ、「切り込めぇ」ってやにわに切りかかったのでだろう?

鳥羽伏見でもそうだったか、これは、結構効果的なのである。

距離が3m以内なら、拳銃より、刀の方が早いそうだ。

そして、対策は、隊の指揮官を射殺する。

指揮官は、目立つので格好の的だし、指揮官を失うと効果的な攻撃ができない。

「かかれぇ」って号令している所を狙撃されるって絵の方がよかった。

前々々回切腹した修理の妻のゆきが、捕らえられたのも、肩が抜けたんじゃないだろうか?

殺すか殺されるかの場面で、重いなぎなたを振り回したのである。運よく生き残っても、もう、肩が上がらなくなるのが自然である。

両肩脱臼と同じ状態で捕まったんだろう。

ちょっと考えればわかることなので、少しは考えてほしい。