小学校留年


死刑反対論の論拠の一つに、刑務所の看守からの意見がある。

(死刑は拘留が刑ではないので、刑務所ではなく、拘置所というのが正しいのであるが)

「殺される人間を管理なんかできない」というのである。

ちょっと前なら、暴力で黙らせることもできるが、(どうせ死ぬにしても、痛い目にあわずに死にたい)

暴力も禁止された中、「どうせ殺される囚人達をどうやって管理すればいいのか?」

という論拠である。

これは、例え全休でも、例え全テストが0点でも、進級卒業できる小学校で、

「荒れ」の一員になっている。

で、今は、どうしているかというと、特殊学級である。

荒れそうな子供、全く協調性の無い子供を、小学校入学の時点で、特殊学級に居れ、別管理。

アインシュタインが、今の日本で生まれていたら、間違いなく特殊学級行きである。

闇の世界である。

この、闇の部分を、明るみだして管理するという意味で、小学校の留年はいいことだと思う。