消費税だけは不退転の覚悟

どじょうの基盤は財務省だから、財務省を裏切ると、自分が首になる。

この一事を見ても、お役人様が日本をおすべらかしになっておられることが、わかる。

日本の財政状況は、バランスシートを作ってみて初めて明らかになる。

経理の基本の基本であるが、お役人様は作らない。

バランスシートを作らないのは、世界で北朝鮮と日本くらいなのであるが、日本の豊かな資金状態が明らかになると、増税して、自分の通信簿の点を上げることの障害になるからである。

借金をしているといっても、９５％は国民である。

債務者は、政府であるが、国民は債権者なのである。

金持ちのじいさんばあさんが、銀行やゆうちょに預けた金が、国に回っている。

そうすると、金が返ってくる頃、じいさんばあさんが死んでいれば、その金を受け取るのは子供たちである。

金余りのじいさんばあさんの金が、国に役立った後、子や孫に戻るという、すばらしいシステムが国債なのである。

だから、インフレが加速しない限り、国債はどんどん出していいのである。

で、限られた情報で、日本のバランスシートトを作ってみると、純資産が２５０兆。

国債は行って来いで、±ゼロだが、国際的な借金の借り入れと貸し出しの差額が、＋２５０兆になるようだ。

だから、円高なのである。

（ちなみに、アメ様は純資産の所は大きくマイナスしている。）

日本は、景気を悪化させて、国力を消耗しても、お役人様の通信簿の点を上げてあげられるだけの体力を持った、世界一の大金持ちなのだという事であります。

昨日の民主党が、１４年次の景気判断においては、消費税アップを見送る場合もあるという条項をいれたのは、非力な国民の代表として、大変評価できることであります。