江−細川ガラシャの高笑い
「高笑い」って言葉は、黒鉄ヒロシが言ってたんですけどね。
ガラシャは、聚楽第、伏見城、大阪城と移っていく女達の政治というか社交場というか、今一だったんじゃないでしょうか?
細川という名家だけど、京極家と同様、今一力が無い。
そして、豊臣ではタブーの光秀(秀吉が信長殺しの罪をかぶせたのが明智光秀)の娘。
かなり、鬱屈していたんじゃないでしょうか?
で、当時の流行のキリシタンに早々と入信。
文明開花でいち早く和服から洋装に着替えたようなものです。
ま、でも、全然中心にはならない。
そして、突然やってきた名前をとどろかす千載一遇のチャンス。
「武家の奥方としての手本を見せてあげましょう」
って、喜んで家に火を放ったんだと思いますよ。
平和ボケした現代では、なかなか理解できない心情でしょうか。