江−歴女ワールド全開


「女子は、ああいうふうに理解するんだなぁ」って、つくづく思った。

そういえば、女子に人気の「渡る世間はおにばかり」も「冬のソナタ」も一回も見たことが無いが、それはそれで、文化的価値があるのだろう。

絶対見ないが。

その意味では、たぶん、絶好調な展開なんだろう。

最後に、意味の無い「向井理」の入浴シーンがあったが。

水戸黄門の「由美かおる」の役割なんだろうか。

水戸黄門は、好きな爺さん達が、寿命でどんどん居なくなって、演歌とおなじであるが、遂に打ち切り。

これからの時代劇は、歴女様たち向けの、こういったテイストになるのだろうか?

テレビも映らなくなったし、関係の無いことではあるが。

主君の妻子の皆殺しは、江の尊敬する信長もやっている。

比叡山はそうでもなかったらしいが、石山本願寺では、篭城している老若男女皆殺しであるし、荒木村重の時は、今回の秀吉を全く同じ事をやっている。安土城の女子は平和ボケしてヘラヘラしているというので、大量誅殺しているし、他にも皆殺しは、時と場合の応じて、何度もやっている。

田渕女史が知らないってだけのことである。

秀吉だって、妻子殺しは、今回が最初じゃない。三木城なんか、城ごと飢餓状態にしている。そうそう、江の浅井のお兄ちゃんだって、秀吉もしくは信長によって、幼くして磔にされている。

義理の兄の家族の磔に怒って、「今後一切口を利きません」なんていうのは、全くのトンチンカンである。

しかし、歴女様たちは、共感するんだろう。知らないっていうのは、新傾向の時代劇には、心強いことである。