バカが潰す日本の食文化


衛生の神様のお怒りという側面よりは、熱狂的な信者の暴走といったほうがいいのだろう。

安すぎるユッケで食中毒というのは、運も悪いが、自業自得。

しかし、そんな「鬼みたいなことを言う」と、熱狂的な信者たちは怒り狂うので、あたかも、しょうがなかったかのように。

死んだものには全く罪が無かったことにテレビは煽る。

となると、悪いのは業者。

悪いから捕まえろというのと、安全対策は大丈夫なのかと、要らないことを考え出す。

イヤイヤ「要らない」というのは、人間から見た無駄ということで、神様にとってこれは、神殿を増築する絶好の機会。

この機会を逃すようでは、プロの神様といえない。

ユッケといわないで、「生肉」という。

これで、大きな神殿になる。

馬刺し、レバ指しは、ユッケのような事故の危険は無いが、「生肉」である。

★同じ動物性たんぱく質でも、刺身には、別の神様の縄張りなのだろうか、手はつけない。

 この辺の仁義をお守りになる所は、さすが、プロである。

で、手を付けた馬刺しとレバ指し。

熱狂的な信者は、大喜びである。

これで、新しい部署と予算と仕事ができた神様も大満足である。

信者たちは、「命の危険には代えられないでしょ」なんていっていると思う。