原発事故:指揮者不在の対策チーム

テレビで十年前の事故を処理したおじいさんが言っていた。

あの時は核の専門家が日本中から集まり会議して対策を決めた。

今回は形式的な指導者が指揮?をしている。

実質何もわかっちゃいないやつらが、右往左往している。

菅とか、東電の社長が、原発に対して素人なのは、明白であるが、保安委員も同じである。

職場をローテーションしていて、今は、たまたま、原子力保安員の椅子に座っていたというだけなのである。

菅:朝一で現場に行って命がけでやれと怒鳴り散らすだけ。

例えば、飛行機の操縦でもいい、素人が命掛けても無駄なのである。素人が命がけで飛行機操縦したら、飛行機は間違いなく墜落するのである。しかも、事故っているとなるとなおさらである。しかも、人類未経験の事故である。

なぜ、専門家に指揮させない?

自衛隊のヘリで、霧を蒔いたり、警察の放水車を使おうとしたり。

素人が真剣になればなるほど、事は悪化する。

東電社長:復旧を指示。

金勘定しかできない奴の言いそうなことである。

保安員の会見は、さすがお役所、言質を一切とられないという点で、見事な会見である。

本人は、「言質をとられない」ということが、第一なので、中身なんか気にしない。

逆に下手に理解して顔色に現れちゃまずいのであります。

かかれた事をしゃべるだけにするのが、お役人様のプロのテクニックです。

世界には、隠蔽体質とか、うそつき日本とか、言われても、減給になる危険は全く無いので、お役人様の感知しない所です。

しかし、会見方法がお役人様としてプロであっても、それは、事故解決には、何も役立たない。

対策は、いわゆる海水注入を決定してから、

「水で冷やす」

これだけしかやっていない。

このまま続けると、いつまで、水で冷やさないといけないのか期間計算もできないほどだというのに、愚直に、「水で冷やす」これだけしかやっていない。