原発マリア様をご光臨させた原発反対運動
「国民を危険にさらしてはいけない」のなら、第一の敵は自動車であります。
毎年8000人死んでますから、太平洋戦争よりもたくさんの死者を出しています。
しかし、自動車は便利なので、放置しています。
毎年8000人死ぬよりも、自動車の便利を選択しているのです。
原発は何人死んだでしょう。
ここ40年で10人以下です。
この危険度は、もちの危険度以下です。
お正月にはもちをのどに詰まらせてなくなる方がたくさん居ますが、もちの廃絶を訴える運動はありません。
チェルノブイリで何人死んだでしょう。
4000人です。
何十年に一度の事故で、交通事故のたった半年分です。
しかも、3940人の死因はガンです。
国民を危険にさらしてはいけないのなら、まず、自動車の廃絶からはじめ、ずうっといって、餅の廃絶をやって、また、すうといって、こんにゃく畑の廃絶(こんにゃく畑の廃絶の前には、パンとご飯とうどんとおかゆの廃絶がきますから、たくさんの餓死者をだしてしまいますが・・・)と、同じくらいのところで、核の廃絶が来ます。
お笑いのレベルです。
しかし、反対派の運動家には理屈は通じません。
沖縄の基地反対と同じです。
そして、その理屈の通じない反対派を抑えるために、原発マリア様がご光臨されました。
ありがたいことです。
理屈の通じない人たちを、理屈抜きで黙らせるのですから、とっても神々しいことでございます。
しかし、神様は原子炉の安全運転とか理詰めの作業は得意とされていませんから、今回の様に、必要以上の危険を招いてしまいます。
理屈の通じる人に原子力の運転をしてもらうと、原子炉の安全は格段に向上するのですが、原発反対派の理屈を超えた政治力に対抗するには、原発マリア様が無くてはならない存在なのです。