エジプトホワイト革命
デモ隊はついにムバラク大統領の辞任を勝ち取った。
デモといっても、日本の組合の動員のように、交通費が支給されて歩くだけとは違う。
費用はすべて自己負担で、何日も路上生活である。
日本でいえば、昔の武士の「いざ鎌倉」が似ている。
目的がひとつで、単純で、最後まで揺らがなかったのが成功の要因か。
最終的にムバラクに辞任を決意させたのが、軍の意向だった。
エジプトでは軍は民衆の側についた。自国の軍であるからである。自国の軍が存在する幸せである
日本の場合は、軍といえば、アメリカの「日本脅し担当課」がトップに君臨する。日本国民のために、行動することは絶対にない。
アメリカの利益のために、日本人の群集を殺しまくってデモ隊は鎮圧されるだろう。
日本では、天安門以下の結果になるのが確実である。