江第2回 意欲は感じるが・・・
江の生き方を納得させようとしているのであろうが、女にはわからない、男のというか、戦国武将の生き様を、女の作家、脚本家が、書いても、だめである。
江に力を入れすぎているためか、すぐ近くにいる、お市、茶々、お初が、その他大勢の一般市民みないな、薄っぺらな描かれ方である。
上野樹里ちゃんが、「だんだんと盛り上がる展開にしていきたい」というコメントは、最初のほうのつまらなさのことを言っていたのか。
森三兄弟の父の敵が自分たちの父というのは、ちょっと面白かったが、なら、坊丸力丸が、敵の妻と娘たちの供応係になる心の葛藤の場面が必要である。
豊臣秀吉が、信長に怒られて家康に慰められる場面など不要である。
ギャラの高い俳優をたくさん画面に出そうなんていうせこい考えは、止めたほうがいい。
これでは、少なくとも第3回までは視聴率低迷は間違いない。
ま、そ、いえば、あの大ヒットの篤姫も、最初のころは見ていなかったなぁって、気づく。