イギリスの学費値上げ反対デモ
誰も反対しなかった。
自分が入学したころ、8万円が14万円に上がるといって、先輩たちが騒いでいた記憶があるが、知らぬ間に10倍である。
これは、当時、勉強に向いた人だけが勉強していたのであるが、クレージーな母親が、自分の子供が大学に行けないのは不公平だと言い出して、勉強に向かない子供も大学に行かせることにしたためである。
勉強に向かないんだから、大学にいっても遊ぶかバイトかで、大卒の就職率は57%は、当然のことである。
なんで、不得意なことをやらすのか、理解できないが、クレージーなおばちゃんは、近所で大学に行く人をみると、自分の子供も行かせたくなるという気持ちに、民主主義と役人が答えて、議員はその気持ちを票にして当選し、(利口で勉強すべき子供を持つ親よりも、馬鹿で勉強すべきでない子供を持つ親のほうが数では多いので、多数決では勝利するのである)役人はここぞとばかり、上司のために利権構造を作り上げる。
その結果の私学補助金制度であり、本来勉強すべき人間の負担増である。
フランスなんかは、大学の授業料はないらしい。
イギリスでも日本の半分である。
そして、私学補助ではなく、奨学金である。