延坪島砲撃:竹島の穏やかな対応を再認識
北朝鮮は、38度線をそのまま延ばした領海を主張しているが、韓国は、38度線を大きく越えて、北朝鮮の海岸の沿って何キロも北上した島々まで自国の領土だと主張し、さらには、「実効支配」している。
軍が駐留し、軍事演習も毎年やっている。
日本が領有権を主張する竹島では、武装しているとはいえ、独島警備隊という、警察が駐留。もちろん、軍事演習なんかもしていない。民間人も住んでいない。
北朝鮮の島々と比べると、とても、穏やかな対応なんだと、わかる。
また、領有権を主張するには、これくらいの実力行使をしなきゃいけないのは、当然である。
世界的にはこんなのニュースではない。これと同レベルのことを報道するとしたら、毎日何時間も砲撃やミサイルや自爆テロのニュースばかりになる。イギリスでは、次男の王子の結婚式のドレスのデザイナーが誰になるかが注目されているというニュースの方が大きなニュースである。
大砲を撃ったといっても、散発的であるし、何十年ぶりでもある。
大砲にしたのは、ミサイルより安上がりだかららしい。
尖閣諸島も北方領土も話し合いで解決できると思っているところが、世界中から無視されるゆえんでもある。
ま、外務省の役人は、仕事することなんか考えていない。上手なのは国民への言い訳だけというか、国民への言い訳と省内の出世競争の能力に長けたものだ居座っているから、無条件援助以外では、世界中から相手にされない。