ゲゲゲの女房(深沢さんが引退を決意した漫画の隆盛)
水木しけるが「総員玉砕せよ!」を書いた前年、かつ、ガロ(ゼタ)の中心漫画カムイ伝が終了した翌年ということで、今日の場面は1972年として、その年の、漫画アニメの隆盛を検証してみる。
ちなみに、1972年は、うるう年で、かつ、うるう秒が2度追加された年で、近年で最も長い年らしい。
あの、喝采がレコード取った年である。それより、私は「ハチのムサシは死んだのさ」の方が強烈。
瀬戸の花嫁、先生、学生街の喫茶店、ひなげしの花、どうにも止まらない、あの鐘を鳴らすのはあなた、太陽がくれた季節、三好栄史の雨、橋幸雄の子づれ狼、印象深い歌が多い。
テレビは太陽にほえろと木枯らし紋次郎、8時だよ全員集合、時間ですよ、必殺シリーズと欽ドンは始まったばかり。
特撮は、キカイダー、ウルトラマンA、超人バロム1、変身忍者嵐、アイアンキング。
アニメは、ムーミン、海のトリトン、デビルマン、科学忍者隊ガッチャマン、ど根性ガエル、マジンガーZ、そして、ルパン3世。
漫画は、ベルサイユの薔薇、ドカベンが始まり、あばりし一家、バビル二世、タメおやじ、あしたのジョー、天才バカボン、空手バカ一代なんかが連載中。
デビルマンや、変身忍者嵐、キカイダーはテレビとほぼ同時進行。
深沢さんが、引退を決意するのもむべなるかなである。