最適な人材だからこその犯罪(軍機密大量流出事件)


アメリカは正義を実行していると、純粋に思っているからこそ、現場をみると、耐えられなくなる。

例えば、アルカイダの幹部の潜伏先が5箇所のどれかだろうって、判明した時点での、5箇所同時攻撃。

正解は1箇所しかないのだから、5箇所同時ということは、他の4箇所は関係の無い攻撃。民間人の被害は当然でる。

やる気、行動力、統率力は完璧だが、情報処理力に多少のなんのある現地将校か、ここにスパイがいると、つかまされた情報。本部は疑っているのであるが、信用しないと、その将校がふてくされてしまって、軍全体には損害である場合、怪しいと思っても、その将校のやる気を絶やさないために、その将校の顔を立てて、攻撃する。

自爆テロの恐怖に耐えられないチキンは兵士が、ちょっとでもあやしげな民間人には、即銃をぶっ放しても、それが、行き過ぎでも咎めないとか。いろいろ想定できる。

こう考えてくると、正義感に燃える新人軍人としての資質が、強ければ強いほど、これではいけないという、義務感が生じてしまうんだと思う。

ま、大本は、情報管理システムの不備だろうが。