日銀の超低金利政策の理由判明


国債を売るためである。
10年物の国債金利が、なんと年1.1%をきっている。
法定金利だって5%である。
つまり、10万円借りたかどうか、返済日から1年間裁判で争って、払えっていう事になると、10万円じゃ足りない。10万円に1年の利息と1年の損害金を足して払わないといけない。当事者で決めていればそれに従うが、決めていない場合、裁判所が勝手に決める。
それが、法定金利である。
だから判決は、10万円の元本に、金利5千円、遅延損害金(返済日より1年遅れて返すからその1年分)5千円を足して、11万円払いなさいって、判決になる。

黙ってても足される金利が5%なのに、利息で儲けましょうっていう国債金利が1%ちょっと。

こんな、馬鹿なことは普通無いのであるが、それでも、こんな馬鹿な低利息の国債でも、売れるようにするために、金利を下げていたのであった。

で、なぜ、国債を売るのが大切かというと、税収不足を、補うためである。

なぜ、税収が不足するかというと、一度手にした利権を、役人は決して手放さないからである。

塩爺のいう「離れでのスキヤキパーティー」である。

表現を変えると、お役人の毎月20万円のお小遣いを減らさないために、国債が必要なのである。

お小遣いを18万円に減らせば、消費税はいらないし、お小遣いを10万円に減らせば、国債なんて発行しなくていいのではあるが、そんなことは、支配者様にとって、天地がひっくり返っても、あってはならないことなのである。