ドイツ大統領選挙3回やり直し

ドイツの大統領は、ロシアの首相以下の権限しか持っていないそうだが、議会で過半数を占める与党連合なのに、投票は過半数に至らず、3回も再投票。
最後も過半数になったわけではない。
きりが無いからというので、最多得票で決定した。
与党議員であっても、議員一人ひとりが、自らの意思に基づいて自由に投票しているのである。

日本では、こんなことすれば、造反だ何だと大変な事になる。しかし、党議拘束なんていうのは、本来憲法違反であろう。
議員は党の代表じゃないんだから、主権者である国民の代表なんだから、自由に議論して、自由に投票できるのが、本当である。

しかるに、議論なんかせずに、スキャンダル追求と、相手の罵倒ばかりである。

ま、主権者様も、議論なんて、大嫌いであるし、スキャンダルは大好きであるので、主権者様の代表としては、議論なんかしないで、スキャンダル追求するのが、ふさわしいのであるが、議会制民主主義にはふさわしくない。